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あのバイオテクノロジー技術でハゲを治す

細胞

もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、4月2日、理化学研究所を中心とする共同開発研究グループが、あの“iPS細胞”を使用した毛髪再生技術に関する発表を行いました。

再生医療では中心的な役割を果しているiPS細胞。

今回の発表はどのようなものでしょうか。管理人が分かりやすく解説します。

iPS細胞で毛を生やす?

今回の発表は、正確に言えば毛髪のみを対象とした再生技術の研究発表ではありません。

発表は『マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功』というタイトルで行われていることから分かるように、iPS細胞で再生に成功したのは“皮膚器官系”です。

皮膚器官系なんて聞きなれない言葉ですよね。

いったい皮膚器官系とは何でしょうか?

皮膚器官系とは?

皮膚器官系とは、次のようなものです(理研のサイトから品用。太字は管理人が付けました)。

複数の細胞が集まって一つの機能を発現するものを「器官」、複数の器官が集まって三次元構造を作るものを「器官系」と呼びます。器官系には消化器系や呼吸器系などがあります。皮膚は、外側から上皮層、真皮層、皮下脂肪層の3層で構成され、さらに、毛包、皮脂腺、汗腺などの「皮膚付属器」が複雑な三次元構造を作る「皮膚器官系」であり、…

ざっくりまとめると、皮膚と、その他もろもろの機能をひっくるめたものを“皮膚器官系”と言います。

つまり、今回の発表は、単に髪の毛を再生するというだけでなく、髪の毛の生える皮膚をまるごと、iPS細胞を使って再生したということなんです。

太字で示しましたように、毛をつくる毛包も含まれていますので、ハゲに有効な治療手段としても期待できます。

期待できる応用分野とは?

皮膚をまるごと再生できるということは、次のような治療にも応用が期待できます。

  • 大きな怪我による傷や、熱湯をかぶってしまって変性してしまった皮膚
  • 先天的に毛が生えないひと
  • 脱毛症(これにはハゲも含まれますね)
  • 分泌腺異常

牽引性脱毛症は、場合によっては、皮膚が火傷の傷跡のようなケロイドに似た状態になることがありますが、これもこの皮膚の再生技術によって治すことができるようになるかもしれません。

利用できるのはいつ?

今回の発表は、マウスを使った研究成果の発表です。

マウスを使った研究では、実際にマウスに毛を生やす事ができています。
(下記図を参照してください)

マウスを対象とした研究

しかし、すぐにヒトに対しても同様のことが行えるか、と言うとそうではありません。

これから先もマウスを使った研究が続き、そのあとでようやくヒトを対象とした研究に移ります。

私たち一般の人が利用できるようになるのは、はっきりした事は分かりませんが、10年くらい先かもしれません。

管理人は、その再生技術を使用した治療を受けられないかもしれませんが、技術が確立されたら、ハゲや皮膚疾患に悩む多くの人が救われることでしょう。

その日が早く来ることを祈りたいと思います。

(参照:マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功

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